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zoom RSS どんな本を読んだらいいのか 教科書編

<<   作成日時 : 2013/04/19 23:55   >>

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バイオ分野でどんな本を読んだらいいのかという質問を受けました。
「カラー版やさしいバイオテクノロジー」が一番と言いたいところですが、
質問してきた人は既にこの本を読んでいますので、
それ以外の本を紹介します。
ちなみに、この本は、基礎から応用まで範囲が広く、
どうしても抑えておきたいというトピックスだけが厳選して収録してあり、
あまりマニアックな話は書かれていません。
それでいて1000円という値段は、自分で言うのもなんですが、
お買い得だと思います。




パラパラめくって、おそらく目につくのは、AGCTなどの記号が延々と書いてある複数のページだと思います。
これから紹介する教科書にもない試みで、「遺伝子」を視覚的に理解するのに役に立つと思ったので、これだけはどうしても入れたかった部分です。

長年、多くの学生さん達の答案を読んでいて、どこでつまずくのか、どこがポイントなのかを配慮して書いた本です。




教科書として一番のスタンダードは「キャンベル生物学」でしょう。
ちょっと高いし、重いですけど、この分野の基本書です。
高校生の生物学オリンピックは、この本が必修書籍ですし、
高校生に限らず、大学生の教養レベルであっても、必須でしょう。
通読すれば、それなりに賢くなれるでしょう。

キャンベル生物学 原書9版
丸善出版

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読んでみればわかるのですが、全体の分量が多い割には、一つ一つの記述に物足りなさを感じるところもあると思います。
まんべんなく、広い範囲の話題を取り扱わないといけませんから、どうしても文字数の制約がある。
たとえば、「バイオテクノロジー」の章など、それで終わり、と思うほど、あっという間に終わります(とはいっても、通常の日本の教科書よりはるかに詳しい)。
しかし、それ以上の学習に必要なことは、章末の「理解度テスト」が補ってくれます。それに対する簡単な解答も書いてあるので、独習が可能です。

巻末に「用語解説」があります。
50ページぐらい割いていて、項目も多い。
しかし、一つ一つは辞典より少ない解説ですから、あくまで参考程度にし、それそれの言葉は本文でしっかり勉強して欲しい。
この用語解説でわかった気になるのは危険です。

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一つ前の版と一緒に。
監訳者などが変わっている。出版社は同じ。いずれも15,750円。

画像

目次にこのブログではおなじみの野菜の写真が載っている。
○「カリブロ」と「やりがい君」
http://yoshibero.at.webry.info/200905/article_2.html
○テーマ「商品・野菜」のブログ記事
http://yoshibero.at.webry.info/201304/article_5.html




こんな高い本が買えない、持ち運ぶのも大変、というのなら、
ちょっと古いですけど、ブルーバックスの教科書シリーズがよい。
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学

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こちらも、高校生から大学教養レベルの教科書です。
細胞生物学、分子遺伝学、分子生物学と分かれていて、
気にいった分野から読んでいけばよい。






カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学 (ブルーバックス)
講談社
デイヴィッド・サダヴァ

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カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)
講談社
デイヴィッド・サダヴァ

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新書版ですけど、きれいでわかりやすい図表も豊富です。
帯にも書いてありますように、アメリカのMITの教科書です。
(今、爆発テロ騒ぎで大変なようです)

原著「LIFE」は1冊の本です。
そのうち、3つのテーマで抽出し、新書版として読みやすくしたもの。
原著やキャンベルと違って、持ち運べる程度に分冊化されているのがうれしい。
ブルーバックスだからといって、内容やレベルが落ちるわけでもない。

高校やカレッジでキャンベルやLIFEを使って学べるのは、日本にはない贅沢です。
生物系を専攻しない学生も、生物学とは全く関係ない教官も、全員学ばなければならないという(一部の)アメリカの大学のシステムは、ある意味、うらやましい。

それなのに。なぜか進化学を全否定し、創造論を信じ切っているアメリカ人が6割とか7割とかそれ以上とか言われていますけど、それなりの階層の人はきちんと学んでいるということでしょう。

原著が改訂されれば、こちらも改訂版をすかさず出して欲しい。



以下、文字制限もあって、次のエントリーへ続く。


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