やさしいバイオテクノロジー

アクセスカウンタ

zoom RSS 宗教カルトについて

<<   作成日時 : 2013/04/30 23:29   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

「大学のカルト対策」という本が少し前から大学生協にあって、
気になっていました。
ちょっと高めの本です。
「大学がカルトの草刈り場になっている」とのことで、対策が必要だと。
「カルト」対策と言うからには、学問的な「カルト」とは別に、
社会的な「カルト」を定義し、実際の団体も指摘しないといけない。
どこで線を引くんだろうというのも興味があった。

大学のカルト対策 (カルト問題のフロンティア)
北海道大学出版会
櫻井 義秀

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 大学のカルト対策 (カルト問題のフロンティア) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



「カルト」が大学生の信者を増やすための大きなイベントは、新入生歓迎会の頃と、大学祭の頃でしょう。
この本では新歓のときに、がつんと釘を指すことの重要性が説かれていますから、大学祭についてはほとんど触れていません。

「正体を隠して勧誘する」ことが違法で、「カルト」指定の有力な理由だそうで、大学祭における「正体を隠して」行われている勧誘にも、もっと目を向ける必要があるはずだと感じました。


ともあれ、新歓とカルトは密接な関係があるということで、そのことが
先日(2013年04月23日)朝日新聞の記事にも載っていました。

「新入生ターゲット 巧妙なワナ」
「カルト宗教・マルチ商法・・・」
「ボランティアかたり接近 SNS使った加入増加」


という記事です。

いろんな大学に取材したらしく、それぞれの大学の対応策がまとめてあります。
書かれている内容に目新しいことはなく、「大学のカルト」本に書かれていることの要約のような中途半端な記事です。

「大学のカルト」本は2部構成で、第1部はこの問題に詳しいいろんな立場の人たちの報告で、第2部はシンポジウムの文字起し(+α)です。
全体的に学生支援や学生相談に関わる人たちによる本です。


第1部
大学の出版社から出ている本ですから、学問的なかかわりも必要ということからか、研究者による話から始まっています。
全国的な大学によるカルト対策ネットワークの紹介、
法的な話、「信教の自由」を弁護士から、
実際に「カルト」に入信していた人による体験記、
カルト宗教と25年も「闘ってきた」人のまとめ、

と、バラエティに富んだ内容です。


2部は「日本学生相談学会でのシンポジウム」の内容そのもの。
短い時間でのシンポジウムですから、消化不良気味ですけど、
エッセンスが読めます。
カウンセラー、臨床心理士、学生支援室の人などの話です。

カルト宗教特有の教義もまとめてあります。

要するに、大学として新入生にきちんと情報提供して、「正体を隠した勧誘」に引っかからないようにしましょう、
ということです。




少し前、カルトへの突撃取材本を紹介したことがあります。
○「カルト宗教」取材したらこうなった 大法輪 「カルト」
http://yoshibero.at.webry.info/201209/article_18.html

著者は「やや日刊カルト新聞」の主筆の方です。
○公式サイト
http://dailycult.blogspot.jp/
この本ではいくつかの「カルト」組織を調べ上げ取材し、記事にしています。
この本だけでなく、単行本や週刊誌でも記事を書いておられます。

「やや日」や単著では笑いを取るところがあるのですけど、
それ以外のメディアでは真面目に書いておられます。

先に触れた、大学祭での「正体を隠した勧誘」の記事もあります。

単行本のうちの一つが、次の「黒い報告書」で、いろんな記者が
書いていますから、内容の信憑性はまちまちのようです。
しかし、表紙にある4人の教祖様の団体について、
外部からはうかがい知れないことも書かれており、タメになる。




この本では、これら4団体が「カルト」と指定しているわけではありませんが、あれこれとお騒がせしていることは確かで、いろんな「黒い報告書」が読めます(4団体以外にも世間を騒がせた多くの団体が登場します)。

先の「大学のカルト」本に、「カルト」として名指しされているのは、この4団体のうちの2団体だけです。
だからといって、残り2団体がカルトではない、とは言いきれないのですけど、「大学とカルト」本で多くのカルト組織が実名があげられ、小さな団体だとたくさんありすぎて困るようなことも書かれているのですけど、大きな団体でも、「大学のカルト」本に載っていないのなら、「カルト」でないとお墨付きを与えているような気がして、ちょっと心配です。

「大学のカルト」本には一度も登場しない(たぶん、見落としていたらすみません)けど、「突撃取材」本ではメインの「カルト」になっている団体は、中学・高校を2つもつくり、近い将来大学まで作ろうとしており、一般人向けには書籍で名前を売っています。
「やや日」では、実際の「カルト」ぶりを記事にしており、それは「大学の「カルト」本の分類する「宗教カルト」に該当します。

そんな団体ですけど、「週刊新潮」(2013年1月17日号)の「悪魔の人名辞典」によれば、教祖様は「芸人」だそで、「芸風は一貫して『口寄せ』のみ」だけれども「あまりに突飛な芸風」とされています。「宇宙の根本神」(全宇宙をお造りになった現人神)も形なしです。
掲示板等では「イタゴ芸」だと揶揄されています。もっともこれだと本物のイタコさんや芸人さんにとっても失礼な言い方ですけど。
画像

(2011年12月以降、この団体の記事が掲載された週刊誌)

その完成された芸はネットでも視聴することができます。
それを文字起こしした本が大量に出版されており(最近本屋さんで見かけなくなった)、出版件数ではギネス認定されたと自慢しておられます。
新聞社や週刊誌、NHKなどの悪口本もたくさんあり、故人だけでなく生きている人の守護霊も呼び出せるそうですから、編集長などの守護霊を呼び出し、言いたい放題書かれています。

なのに、大手新聞にそれらの本の広告がのると大変嬉しいらしく、大手新聞社にも認められた! 霊界が証明された! と無邪気に喜んでいることも書かれています。
最新刊では、皇太子様の守護霊の口を借りて、「『今、非常に勢いのある宗教団体である』ということは存じ上げておりますし、新聞等に非常に大きく広告が載っていることも、すごいことだと考えております」とまで言わせています(皇太子様の守護霊はずいぶんお暇なようです)。

先の朝日新聞に「宗教カルト記事」が掲載されたのと同じ日に、

ここまで来た「霊界の実証」!
わずか3年でシリーズ150冊突破!
登場した霊人は250人以上!
「公開霊言」とは何か?

などと書かれた大きな広告が載っていました。

もしかしたら、朝日新聞の陰謀かもしれません。
中途半端な大学のカルト対策の記事を載せたのは、この広告を中和するためとか・・・。
冗談ですけど。

画像

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

関連リンク集

宗教カルトについて やさしいバイオテクノロジー/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる