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zoom RSS 「壮快」2011年09月号を読んで 免疫力で放射能をやっつけろ

<<   作成日時 : 2011/08/12 23:54   >>

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3週間程前だと思うのですが、新聞で衝撃的な広告を見つけました。
「壮快」という雑誌の広告で、「免疫」の特集をやっているようで、
タイトルが「免疫」のオンパレードです。
この手の本が好んで使うとと思い込んでいた
免疫力
が一つもありません。
これは奇跡なのでは?
と思い、早速買ってきました。
とハイテンションのようですけど、
実は、しばらくそのまま放置してありました。
70ページの総特集なので、読むのが大変です。

壮快 2011年 09月号 [雑誌]
マキノ出版
2011-07-16

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画像


どうでもいいことですけど、この本には付録が付いています。
冷感スカーフ」っていうモノですけど、この付録、見た覚えがない。
免疫学の大家が奨めるモノらしい。
付いてなかったような気がするんだけど。




とにかく「免疫力」っていうのは万能なんだそうです。
先日の新聞広告によると、
放射性物質も免疫力で排出させることができるらしい。
それほどすごい「力」なんですけど、
その実態を明らかに人は残念ながらいない。
だれも明確に説明できる人がいない。
もちろん、免疫学の教科書にも載っていない。
なので、測ることができませんから、
高いとか低いとか数値で話をすることもできない。

そんな「力」ですから、
そんな幻のようなモノで話をしても仕方がないはずです。
ところが、書店に行けば、「免疫力」本がたくさん出ています。
そんなベストセラー本を書いた医師が
この本には10人も出てくるんだそうです。

ところがだ。
編集部の意向なのかどうか知りませんけど、
新聞広告ばかりか、この「免疫」特集の数々のタイトルに
「免疫力」が出てきません。
画像

1回だけ出てくる

「免疫」「免疫アップ」「腸の免疫」「免疫が高まり」。などなど。
普通なら、ここで「免疫力」を使うところなのに、使っていない。

やるじゃん、「壮快」。


記事を読み始めると、記事本文にも「免疫力」が出てこない。
「免疫のシステム」とか。
ついつい、免疫力って使いそうなところにも、
あえて(かどうかしりませんが)使っていない。

やるじゃん、「壮快」。


ところが、残念なことに、免疫力の巨匠が登場すると、
なぜか本文に「免疫力」が散見。
それでも免疫力を使っていない記事も出てくる。

まぁ、なんとかやってるね、「壮快」。


ところが、もっと読みすすめていくと、
残念ながら「免疫力」のオンパレード。

それでもタイトルに「免疫力」がないぞ、と思ったのに、
その最後の砦も陥落。1カ所だけ免疫力が出てきました。

残念。


あかんやん、「壮快」。





免疫力はいろんな方法で高めることができるそうです。
たとえば、笑い。
思いっきり笑うと免疫力は高まるそうです。
どうやって測ったかというと、
伝家の宝刀、ナチュラルキラー細胞です。
ただ、これ、よくわからないのは、
この細胞の活性化とか活性とか細胞数とか
言う人ごとに異なっていて、何を測っているのか不明。
それでも測っているわけですから、数値はあるらしい。
一応NK値ということにします。

で、笑うとNK値が劇的に上がる。

って記事があります。

免疫力が高いのがとにかくいいことなんだそうで、
低いと何かと悪いことが起こるそうで、
そんなわけですから、笑うという行為でNK値が高くなるんだから、
免疫力も高くなるんだそうで、みなさん笑いましょうということになる。
ストレスが多いとNK値が低いんだそうです。

ある70歳以上の人だと、もともとNK値が低い人なんだけど、
大笑いさせると、なんと10倍に跳ね上がったとか。
10倍ですよ。

自然と笑わなくても、壁に向かって笑顔を作るだけでも、NK活性型かあることがわかっています

だから、笑うことがいいんだって言いたいのでしょうけど、
これって、致命的でないの?

NK値って、不安定なんだなぁ、
測るときの状態で上がったり下がったりするんだったら、
あまり使えない値だなぁ、ってことにならないの?

癌に効いたとかいった話をするのに、
免疫力やNK値が使われますけど、
測定値を恣意的に都合よく変えることも可能なのでは?

たとえば、免疫力が高いという話をしたいとき、
高いNK値が必要になるわけですが、
測定するときに対象者を笑わせればいいわけで、
リラックスさせるのでもいいかもしれない。
劇的に高くなるらしいので、高い値ができます。

逆に免疫力が低いという話をしたいとき、
低いNK値が必要になるわけですが、
ストレスを与えて、待たせるとか、いやがる話をするとか、
何でもいいですけど、そんな状態を作って測定すれば、
簡単に低い値ができます。

こんな不安定な値でもいいの?

いや、ねつ造とかそんなことではなくても、
無意識のうちに、測定者の意向が反映されてしまうってコトはないの?

そんな不安にさせてしまうほど、ヘンな値です。
それがなぜかよくわかりませんけど、高い値にするのがよいらしい。
そんな話が延々と載っています。

そもそも、定義がわかりませんけど、何となくわかる雰囲気では、
免疫力が高い状態って、病的なのでは?って思ってしまうんですけど。
たとえば、アレルギーで苦しんでいる人や
風邪をひいてウンウンうなっている人など、
最高に高い状態だと思うんですけど、違うんかなぁ?




放射能も怖くない!」「放射能の害も撃退」って記事もあります。
免疫学の大家のセンセイの記事なんですが、
笑いの効能なども述べたあと、
最後の文章で

加えて放射能の害を回避することも期待できます

と断言しています。

放射能の害まで撃退してくれるって、ずいぶん都合がいい「力」です。
この力はNK細胞ではかることができるらしいんですが、
どうも「撃退」の仕組みが見えてきません。

どんな話かというと、

放射線が強かった頃に誕生した細菌、酵母、カビは放射能に強い。
放射能に強いと言うことは、免疫力も大変高いと言うことになります

何でかわかりませんけど、放射能に強いことと免疫力が高いことに関連があるらしい。

原爆の被害にあった人で
毎日みそ汁を飲んでいると、
みそ汁の熟成酵母が免疫力を高めて、
放射能の害を防いだ
かもしれません
という例が載っているだけです。

根拠はこれだけです。
それだけでもすごいんですけど、どうやらもっとスゴイ話のよう。

細菌は免疫力が高い
腸内細菌を多くもっている人は免疫力が高い
腸内細菌が少ない人は(キレイ好き)免疫力が低い

っていうことで、ヒトの免疫力は細菌の数に依存しているらしく、
細菌が免疫力を持っていますから、
その細菌が多いと免疫力が高い、
細菌が少ないと免疫力が低い
という単純な話のようです。
わかりやすくていいなぁ。

さらには、
細菌や酵母は免疫力が高くて放射能にも強い。
腸内細菌をたくさん持ち、発酵食品をよく食べると
免疫力が高くなって、放射能まで撃退してくれる。
というわかりやすい話のようです。


免疫の向上には、七〇%ほど腸内細菌が関係しているのではないかと推測できます。残り三〇%は何かというと、それは「気持ちの問題」です

というご神託です。

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