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zoom RSS 美味しんぼと遺伝子組換え その4

<<   作成日時 : 2010/10/15 00:11   >>

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○美味しんぼと遺伝子組換え その3
 http://yoshibero.at.webry.info/201007/article_9.html
の続きです。
前回はスターリンク事件の話でした。
今回は、残りの雑多な話題です。




FSIN の指摘によると、
○美味しんぼ(FSIN)
 http://sites.google.com/site/fsinetwork/katudou/oishinbo

「除草剤」の残留とありますが、グリホサートとグルホシネートとは全く異なる除草剤であり、それぞれ別個に使用、残留に関する安全性の審査が行われています。

とあります。

マンガでは、
別の除草剤の主成分である、グリホシネートを
と書いてあるので、混同していないはずですが、
注意して読まないと混乱してしまいます(ミスリードのため?)。


除草剤耐性の遺伝子組換え作物の種類はたくさんありますが、
ほとんどの品種は除草剤のグリホサートかグリホシネート耐性です。

グリホサートとグリホシネートの違いは、次のページがわかりやすくて
大変タメになるんですけど、

○遺伝子組換え技術とは(農林水産省農林水産技術会議)
 http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/pdf/daizu.pdf

一時期「点検中」ということで、見ることができず、
今は全く見ることができません。
画像


代わりの新しいファイルには詳しいことが書いてありません。
○遺伝子組換え農作物について(農林水産省・PDFファイル)
http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/information/pdf/gm_siryo.pdf

この「点検中」についても、
○食品安全情報ネットワーク(FSIN)
 http://sites.google.com/site/fsinetwork/home
が指摘しています。

○農林水産大臣に対する、遺伝子組み換え作物に関する冊子の
配布中止およびホームページの閉鎖についての抗議
http://sites.google.com/site/fsinetwork/katudou/idenshi-kumikae

誰の判断でこんな事態になったのか知りませんけど、
当時の大臣の指示ならあり得るかも。
いったいどこの国の大臣なんだろう?

○遺伝子組換え食品に関する不隠な動き 古い話ですけど
 http://yoshibero.at.webry.info/201009/article_20.html 

それはともかくとして、
グリホサートとグリホシネートは混同しやすいですけど、
全く違います。

これらに対抗するために導入する遺伝子由来のタンパク質の
作用の仕方が全く違います。
画像






で、美味しんぼの記述なんですが、

どんどん除草剤を撒いても大丈夫だから、結果的に除草剤の作物に対する残留濃度が高くなる。

って、無茶苦茶なことが書いてあります。

日本政府はそれを受け入れるために、除草剤の主成分であるグリホサートの大豆における残留濃度を、恐ろしく高く設定した。
(6 ppm から 20 ppm)

ああ、またアメリカの言いなりか。

なんでこんな話になるんだろう?お得意の陰謀論?


「グリホサート」の毒性等については食品安全委員会のサイトに
置いてある次のファイルが役に立ちます。
○グリホサートの概要について 用途:除草剤(アミノ酸系)(PDFファイル)
 http://www.fsc.go.jp/emerg/inryousui_glyphosate.pdf

よく見ましょうね。
急性毒性(短期間の摂取で健康に悪影響を及ぼす)
LD50(半数致死量);>5,000 mg/kg体重(ラット、マウス)

慢性毒性(食べ続けると健康に悪影響を及ぼす)
ADI (許容一日摂取量;1 r/kg 体重/日

ppm という単位はわかりますよね?


マンガではグリホシネートを使ったラットに対する毒性試験の結果が
紹介されています。
幸いなことに、この試験に使われたグリホシネートの投与量が
書いてあります。
それをきちんと見れば、
この結果から得られる情報は何もないことがわかりますよね。

FSIC もきちんと指摘しておられます。
○美味しんぼ(FSIN)
 http://sites.google.com/site/fsinetwork/katudou/oishinbo


除草剤の残留は恐ろしい大問題だ。

大問題だそうで、頭を抱えています。


除草剤に強い作物だからと、大量に除草剤を使うと
いくら除草剤耐性といっても、必要以上に除草剤を使う人はいないと思うんですが?
違うのかなぁ?
除草剤はタダではないし、まくのに労力がかかります。




遺伝子組換え作物と野生の植物が交雑して雑草化することを
懸念しながら、自殺種子技術にも反対するのは
よく分からない論理です。
遺伝子組換え作物が自殺してくれるんなら、
雑草化する心配もないのでいいのでは?

特許批判もよく分からない論理です。
あれこれ書いても仕方がないので、紹介だけしておきます。

遺伝子組換え作物を作って種を取り、それを翌年植えると、自殺機構が働いて種は死んでしまうんです。

種を採られては会社が儲からない。
毎年、新しい種を買わせるためです。

なんとあこぎな!


なんとこそくな?!!
F1種子はどうなるの?
それより、雑草化を懸念しないといけないのなら、
この方がマシな気がしますけど。
(「種を取る」と「種を採る」の違いがあるんだろうか?)


遺伝子組換え作物は、環境問題だけでなく、食糧問題にまで及ぶとは・・・!

感嘆しきっています。




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