テーマ:コラム・哲学

死後の世界とテレビ番組による楽しい演出

「脳神経外科医が見た死後の世界」ということで、「プルーフ・オブ・ヘヴン」という本が少し前に出ています。 東大病院の先生が死後の世界を書きまくっていて、その本を検索していると引っかかった本です。パラパラ見た後放置していたのですが、この本を題材とするテレビ番組が放送され(「奇跡体験!アンビリバボー」2013年11月28日)、録画して見まし…
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テレビドラマ「ガリレオ」と「ガリレオの変心」

今朝(2013年05月29日)の朝日新聞を見ていて、驚きました。 書籍の広告なんですが、ある新興宗教団体が発行している本で、 なんと「3刷」と書いてあります。 えぇ?? これ売れてるん? (驚くツボはココです) 「ガリレオの変心」とやら言う本で、広告では 「霊界のガリレオがあの人気ドラマに挑戦状!?」 「心霊現象は非科学的な…
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「人は死なない」の著者の新刊を読んで その1

「人は死なない」というわかりやすいタイトルの本が出て以来、 この著者に注目しています。 東大病院の医者と言う肩書きに意外性があってか、よく売れている。 デビュー作以来、対談本が続いたのですけど、 ようやく単著が出ました。その2冊を紹介します。 ○人は死なない。では、どうする? http://yoshibero.a…
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「新しいウイルス入門」を読んで

ブルーバックスから出ている本です。 武村政春著「新しいウイルス入門」(ブルーバックス・2013年01月刊行) ウイルスの入門書や解説本はたくさんありますが、 この本では、巨大ウイルスの話題を取り上げており、 最後の方におもしろい「哲学的」話が書いてありましたので、 その感想を書いておきます。 新しいウイルス入門 (ブ…
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「脳の中の天使」を読んで

ラマチャンドランの新しい本が少し前に出ています。 「脳のなかの天使」 「脳のなかの幽霊」同様、語りかけるような文体ですから、読みやすく、 賢くなった気にさせてくれます。 帯には「ロングセラーにしてベストセラー『脳のなかの幽霊』から14年、ラマチャンドランが新たに挑む脳の神秘!」とあります。 あれからもう14年も経ったのか。 …
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『「だまし」に負けない心理学』

『「だまし」に負けない心理学』 目次を見てよくある本だなと思いましたけど、著者の職場での体験や時事をふんだんに取り入れているという点で楽しく読めました。 原発事故に便乗したインチキ商法から政治における「わかりやすさ」まで「だまし」について幅広く書かれています。 ここでは最終章の「死後の世界があろうとなかろうと」を中心に取り上げます…
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「怪異考」「化物の進化」 寺田寅彦随筆選集

先のエントリーで時数制限のため書けなかった続きです。 ○怪異 妖怪 神隠し 「妖怪文化入門」 http://yoshibero.at.webry.info/201209/article_13.html これまでに、死後の世界や霊魂の不滅を進化心理学や脳科学で考える過程で「神隠し」が出てきました。「神隠し」に登場する装置が「妖怪」の…
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怪異 妖怪 神隠し 「妖怪文化入門」

「妖怪文化入門」 「怪異考/化物の進化 - 寺田寅彦随筆選集」(次回登場) 進化心理学や神経科学、脳科学の領域でどうしても出てくるのが霊魂不滅の法則です。この話題における学術的な話の多くは欧米の著者による本に書かれています。日本文化に根ざした論考があまりないのですけど、その一つの方法として、前回、「神隠し」との関連性に触れました。 …
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霊魂不滅の法則と神隠し 魂の世界と妖怪の世界

「ヒトはなぜ神を信じるのか」の続きです。 ○ヒトはなぜ神を信じるのか 進化心理学が解き明かす神の起源 http://yoshibero.at.webry.info/201209/article_11.html 先のエントリーでこの本の紹介は不十分でした。 だから続き、ってわけではなく、さらに脱線します。 心と魂の違いの続きと、…
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ヒトはなぜ神を信じるのか 進化心理学が解き明かす神の起源

「ヒトはなぜ神を信じるのか」 進化心理学者が解き明かす神の話です。 この本の論理は非常に明快で理解しやすい。結論にも納得できます。 著者は大学の研究者でしたが、若くして独立、文筆一本に搾っておられるため、わかりやすい論理で書かれています(翻訳も良い)。本書は大学の研究者時に書かれたものですが、その後、続々と出版されるらしい(翻訳も…
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動物に魂はあるのか 動物に「うつ」はあるのか

このブログで人間の意識や魂や霊や死後の世界など、あれこれ書いているわけですが、今回登場するのは動物です。 動物にも意識があるのかないのか、動物も痛みを感じるのか感じないのか、はては動物にも輪廻転生するのかしないのか、哲学的や科学的や単なるスピリチュアルの世界や、いろんな本が出ています。 そんな中で、比較的新しい本としてタイトルにある…
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パスカルの賭け 神を信じるか、天国はあるか

多くの本で「パスカルの賭け」について語られています。 今回はこの「パスカルの賭け」について書かれている比較的新しい本を紹介します。 「パスカルの賭は」一般に神を信じるか、天国はあるかと言った文脈で登場します。数学者であり神学者であるパスカルらしく、数学の用語を使って、神の信仰を語ります。 「パスカルの賭け」によれば、神は在るに賭け…
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AERA 死ぬ間際に見える風景

新聞広告におもしろそうな記事が載っていたので買いました。 AERA 2012年08月27日号の「死ぬ間際に見える風景」です。 遺族575人への調査で解明された「お迎え」現象 というサブタイトルから何となく想像出来ますけど、 やっぱりなぁ、って感じの記事でした。 記事は次の4部構成です。 1. ある在宅緩和…
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生物の時間 脳科学 幽体離脱

神経科学、脳科学関連の本は人気があるからか、結構たくさん出ています。今回登場する本は、素朴な疑問に対して問答形式で書かれており、読みやすい。 いろんな話題が出てきますので、これをネタに、他の本も紹介します。 脳は、あなたにウソをつく (KAWADE夢新書)河出書房新社 篠原 菊紀 Amazonアソシエイト by p6…
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「完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ」

朝日新聞に連載されていた「いじめと君」が終わりました。 2012年07月半ばに始まり8月16日が最終回でした。 唐突に終わった感じです。 「いじめと君」 http://www.asahi.com/special/ijime/ 今回は大津のいじめ事件を受けて企画されたもので 2006年にも同じような連載がありました。 「いじ…
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「サイエンス・クエスト 科学の冒険」

「サイエンス・クエスト」というユニークな本を読みました。 元は3冊だったのを合体させて日本語版としたものです。 3冊のテーマは、宇宙、死、数学。 全く関係がないようですけど、日本語版に関わった人によると、 深いわけがあるらしい(わたしにはこじつけにしか見えなかった)。 著者のニュート氏には、過去に「世界のたね」「未来のたね」と…
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死後にスープを飲むと生まれ変わるときに記憶を失う

「生まれ変わりの村」が中国の奥地にあるそうです。 死んだ後、スープを飲む儀式のようなものがあり、 飲まなければ記憶を持ったまま生まれ変わり 飲んでしまうと記憶を失って生まれ変わるそうです。 生まれ変わりの村では、その話が浸透しているので、 スープを飲まずに前世の記憶を持ったまま生まれ変わる人が 多く住んでいるらしい。 前世…
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「発達障害と向き合う」

今日2012年07月11日の新聞を見ていると、 幻冬舎ルネッサンス新書の広告が出ていて、 「発達障害と向き合う」という本の広告が出ていました。 「大反響6刷!」ということで、売れています。 特別支援教育士スーパーバイザーという肩書きの人が著者です。 「士」ですし、国家資格ではありません。 この分野にはまだ心理師のような国家資…
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死後はどうなるの?

初期仏教の立場からみた死後の世界や霊魂の話です。 著者は輪廻を「信じて」います。 これは検証できることではありませんから、 信じるか信じないかどうでもよいかしかない。 著者は信じる立場をとっていて、その上で、 初期仏教において釈迦様がどのように語られたかを論じています。 当然の帰結として、霊魂も信じていますし、 肉体を離れ…
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仏教の立場? 無神論・無霊魂論

科学的にも哲学的にも死や死後の世界は語ることができます。 困難であっても、無理ではありません。 宗教、特に仏教の立場だと、「無記」とか言って逃げていても、 それでも霊魂や死後の世界を認める立場で論じています。 ところが、今回紹介する本は、禅宗の僧侶にもかかわらず、 死後の世界はない! 霊魂もない!  デカルト的二元論も間違い…
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人は死なない。では、どうする?

以前、東大病院の先生が書いた死後の世界や霊魂の話の本を 紹介しました。 ○死後の世界 輪廻転生 人は死なない http://yoshibero.at.webry.info/201204/article_25.html おそろしく売れているようです。 よく売れたからか、異なる出版社から便乗本が出ました。 気功家との共著です。…
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恐山 死と死者 妖怪

元気なうちに国内旅行に行きたい場所、1位は屋久島ですが、 この本を読んで、2位が恐山になった。 恐山には以前から興味はありましたけど、 是非行ってみたいと思わせる内容の本です。 著者は曹洞宗のお坊さんです。 お坊さんの多くは世襲のようですが、 著者は会社員から出家得度。継ぐべきお寺を持たない方で、 業界を外からながめること…
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クローン人間には魂がないのか?

現代思想の今月(2012年6月号)の特集は 「尊厳死は誰のものか 終末期医療のリアル」です。重いテーマです。 機能不全の国会の中で、ひっそりと実質的安楽死法、尊厳死法が 上程されようとしています。 脳死移植法の時ほど盛り上がっていませんけど、もしかしたら それ以上に生存にとって重要な法律になるかもしれないのに、 意外とマスコ…
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脳科学 脳と意識 その2

2012年04月15日初版 ○脳科学 脳と意識 http://yoshibero.at.webry.info/201204/article_31.html の続きです。 その記事で、第1章から第5章までの脳科学の解説と、この本のウリと思われる第6章の脳科学の法制度への反映について感想を述べました。 ここでは、第7章(最終章)の…
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霊魂や死後の世界を信じること ある80有余年生きてきた方の独白

2012年03月30日第1刷 私が住んでいる市には大学が4つもあることになっていますが、残念ながらまともな書店がひとつもありません。それなりの本を手にとって選ぼうと思えば、隣の二つの市へ出かけないといけません。ここ数ヶ月、その大きな書店へ行っていないので、書店でおもしろい本を見つけるという楽しみを味わっていません。アマゾンなどのネット…
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脳科学 脳と意識

2012年04月15日初版 脳科学の本はゴマンとある。 ところが、この手の本を読んでいると、極端に難しかったり(意味不明の専門用語を使いすぎていて独りよがりな説明しかない)、極端に分量が少なくてデフォルメしすぎたり(本人もわかっていないのにわかったフリして「やさしく」を勘違いした本など)と、手頃な本がなかなかない。 今回登場す…
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死後の世界 輪廻転生 人は死なない

2011年09月01日初版第1刷 「人は死なない」という奇妙なタイトルの本の紹介です。 朝日新聞の一面に載る書籍の広告欄に少なくとも7回載っています。 初回はこの本が出たときに、それ以降は増刷の案内でした。 初回の広告がいつだったか覚えていませんけど、すぐに購入しました。 もうずいぶん前です。2011年の夏頃です。 今日(2…
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「悟り」の本などあれこれ

2012年03月29日第1版第1刷 ○東へ! 豁然大悟! http://yoshibero.at.webry.info/201204/article_19.html の続きです。 先に、悟った、悟れないといったわけのわからない話題をあれこれ書いたわけですけど、 悟りといえばお釈迦様。鯨統一郎氏のデビュー作「邪馬台国はどこですか…
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東へ! 豁然大悟!

2012年04月01日発 ○これって「哲学」? http://yoshibero.at.webry.info/201204/article_13.html の続きです。 先のエントリーで飲茶さんの本を取り上げました。 「史上最強の哲学入門」シリーズは現在のところ2冊です。 更に続編があるらしい。 2冊とも表紙に特徴がありま…
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これって「哲学」?

2012年03月08日第1刷 2012年02月25日初版 通俗的哲学というのがあって、本物の哲学ではないけど、入門向けの哲学もどきというのがある。日常生活の生き方や道徳を語るらしい。 以前流行って、今はどこへ行ったかわからない「正義」のサンデルあたりもその仲間らしい。 「いま使える哲学スキル」って表紙に書いてある、「深夜の赤…
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