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zoom RSS 季刊理科の探検「ニセ科学を斬る!」を読んで

<<   作成日時 : 2014/04/10 01:35   >>

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サボっている間にニセ科学関連の検証本はいくつか出ていますけど、そのうち小さな書店では見かけない雑誌を紹介します。
「季刊理科の探検」という中学校の理科の教員などが読む雑誌です。
大学生協の本屋に置いてありました。
季刊ですから年4冊、一応まだ新しい。
「特集 ニセ科学を斬る!」です。


季刊 理科の探検 (RikaTan) 2014年 春号 [雑誌]
文 理
2014-02-26

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おなじみの話題を常連が書いてますので、この分野に興味のある人なら知っていることがほとんでしょうけど、幅広く取り上げていますので、まとまった雑誌としてはお得かもしれません。

ダイエット、サプリメント、抗酸化物質といった健康に関する話題、波動、水といった物理や化学の話題、EM、脳科学、地震予知などが取り上げられています。
他に、総論的な文章もあります。

それぞれ短いので、もう少し読みたいなという気もしますが、限られてスペースで凝集させようと努力している章もあるので、楽しめます。




その中で「健康食品・サプリメント」を扱った話題の中で「酵素栄養学」が出てきます。
図が2つ載っていて、どちらもデカイ。もう少しコンパクトにまとめて、文章の割合を増やせば良いと思うんですが、それでもかなりのスペースを使って「酵素栄養学」のおかしさを説いています。

この手の話題がこの手の特集に出てくるのはマレなので、まぁいいことでしょう。
参考情報としてこの文章を書いた人のブログがあげられており、その記事を見てみると、その参考に私の酵素栄養学のブログがあげてありました。

○テーマ「コラム・酵素」のブログ記事
http://yoshibero.at.webry.info/theme/a2710f5053.html




この本で気になったのは、この特集以外のところ。
対象が中学生であったとしても、ちょっとマズイ。

巻頭に「生き抜け!生命!! 興奮ビジュアル生物大進化 微生物から恐竜、そして人類・・・」という見開き2ページのスゴロクが載っています。
スタートが地球の誕生、ゴールがホモサピエンス誕生です。
スゴロクですから休んだり進んだり戻ったりするコマがあります。
それはいいんですが、1本の線だけで進化を説明しているのはマズイ。

地球で過去に何が起こったかという話題をなぞるのにはそれなりに意味があるかもしれませんけど、中学校や高等学校の教科書にありがちな直線的な進化を後押ししています。
「生きた化石」などの誤解を生じる元にもなります。

実際の進化のゴールはヒトではありませんし、ヒトを作る為に進化したわけでもありません。

それに、「微生物」という言葉もよくない。
「微生物病」というのはあってもいいでしょうが、生物学で「微生物」は死語でしょう。
微生物に含まれる生物は分類的に界や門をまたがっていますし、場合によっては微生物に非生物まで含まれることもあります。
だから、ここは面倒でも具体的に書くべきでしょう。
大学の卒論発表で「微生物」が出てきたときには、ちょっとヘコんだ。

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