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zoom RSS 映画「貞子3D」貞子は怖いのか?

<<   作成日時 : 2012/05/12 22:38   >>

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映画「貞子3D」を公開初日に観てきました。
劇場映画は「猿の惑星」以来久しぶり。
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京極夏彦作品の漫画が載っているので、「コミック怪」を読んでいるのですけど、その最新号の最後に「貞子」が載っていて、途中で終わっています。「続きはコミックお楽しみ下さい」なんてふざけたことまで書いてあります。気になりますし、まんまと乗せられて、コミックを買い、さらに宣伝に載っていたノベライズ版まで買いました。いずれも中古ですけど。
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映画も迫っているというので、前売り券特典の「マウスパッド」を手に入れるためだけに前売り券まで買ってしまいました。せっかくなので、映画も観たと感じです。
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これが特典のマウスパッド。
マウスパッドなんて長いこと使ってませんけど、パソコンつながりってことか? 丸いから使いにくいね。単なるインテリアだからいいのか。
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恒例の、パンフレット。四角く、ちょっと小さめです。
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こんなものまで買ってしまった。やたらと「コラボ商品」がある。
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以下、ちょっとネタバレ気味です。

短いカットが多い。それでおしまい? ってのがあったかと思うと、やたらと説明調のセリフがあったり。最近の映画はこういうのが多いのかなぁ?

ノベライズ版とコミック版。
両者でかなり話が違うんですけど、映画はどっちに近いのか?
それともどちらとも似ていないのか?
それを書くわけにはいかないんですけど、まぁあれこれ楽しめた。

二人の刑事さん。
登場と共に、ちょっと笑ってしまった。
うまく描けてるわぁ(コミックで)。

貞子役は若い女優さんで、試写会でも顔の写っているシーンはカットされていたそうです。名前が前日に発表されていましたけど、この方の顔の出ているシーンが少なかったのは残念(コミックの絵も似てるね)。
怖がることができるように、もう少しストーリーを膨らませて欲しかった。

貞子によるプロ野球の2回の始球式、特に1回目は熱演でした。「のろい」玉を投げた後「疲れて」倒れたけど、その動きは乗り移るときとよく似ているね。

3D技術は貞子のためにあるとまで言われていたのですけど、
どうなんでしょう?
3Dもすぐに慣れてくるから不思議。作る方は大変なんだろうけど。
これも脳科学で説明できるのか。

右の二つは映画館で買った3Dメガネ。1個300円。
左はパソコン用の3Dメガネ。これでもキレイに見られた。
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「リング」のように感染するかも、ハラハラ、ドキドキ、っていう恐怖感が全くないのも残念。
ビックリしたとか、驚いたとかはあっても怖い!ってのがない。

初日だけど、入りはいまいち。
ほとんど若い女性だったにもかかわらず、静か〜。
キャー、とかイヤー、とかほとんどなし。こんな映画なんかなぁ。




「おまえじゃない!」

結局、一番怖いのは現実の人間の心ない言葉。
化け物でも怪異でも妖怪でもなく。





原作がある映画は、ほとんどの場合原作を読んでから映画を観ます。
「貞子3D]の場合、原作の小説は、映画と同日発売です。
残念ながら、当地ではまだ発売されていません。本屋さんにも映画館にもなかった。なので、まだ読んでいません。


だから、ちょっと古い話を。
同じ著者による「りんぐ」「らせん」は有名です。
壮大なスケールで、娯楽小説として十分楽しませてくれました。

もう六年も前になりますが、このブログを開設した頃、
次のように書いています。

○小説の中のバイオテクノロジー
http://yoshibero.at.webry.info/200604/article_7.html
これに対し、「リング」「らせん」は傑作である。映画やテレビは最悪の駄作であったが、原作はしっかり書かれている。何度も読み返し、その神髄を存分に味わってもらいたい本のひとつである。

鈴木光司がこの2作で表現したかった内容を理解するためには、分子生物学を知っているか知らないかで、大きく違ってくる。現実のウイルスと「リングウイルス」のアナロジーが理解できれば、数倍楽しめる作品になっている。前期の勉強で得た知識を基に、読んでみると絶対に楽しめる。

残念なことに、鈴木光司のその後の作品「ループ」「バースディ」は並以下の作品になってしまっている。人気作家の宿命なのか?彼の作品は初期のものに限る。「光射す海」(新潮文庫)も傑作である。優生遺伝するハンティントン舞踏病。遺伝の法則がわかりやすく解説してある。ゲノムの中にこの無慈悲な遺伝病の原因がどのように書かれているか、想像しながら読むと数倍楽しめる。



その後しばらくして「エッジ」が出るわけですが、なんだか段々感動が薄れてきます。

同時期に流行った瀬名秀明氏と比べるのは酷かも知れませんが、やはりところどころリアリティがないのが気になります。
SFホラーなんだから、ウソ話でもいいのですが、やはり、科学的な内容を説明しているところはなるべくリアリティを持たせて欲しかった。
具体的に突っ込むと大変な事になるので、やめておきます。
瀬名作品は科学的な記述に対し、比較的安心して読めます。突っ込もうとも思いません。

「エッジ」を読んで一番驚いた点。

上巻のカバーに次のように書いてあります。
この10年間は、世界を旅し、海に載りだし、ひたすら最先端の科学書を読みふけることに費やされた

さらに、下巻の最後に主要参考文献が載っています。

「最先端」かどうかはともかくとして、「科学書」というのはどういう本を指すのだろう?
リストにはいわゆる「トンデモ本」がいくつか含まれていますし、それを除いても、ポピュラーサイエンス、啓蒙書、入門書という内容の本ばかりです。「科学書」というのがそのたぐいの本ならいいのですが、最先端の専門書とはちょっと違うような気がします。

はたして、「エス」はどんな小説なんでしょう? 楽しみにしています。

エス
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