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zoom RSS ハワイ産遺伝子組換えパパイヤ 輸入解禁へ

<<   作成日時 : 2011/11/15 22:57   >>

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ハワイ産の「遺伝子組換えパパイヤ」が2011年12月から輸入可能となるらしい。
新聞が報じています。
○毎日新聞(2011年11月14日)
http://mainichi.jp/life/today/news/20111114mog00m100010000c.html
○琉球新報(2011年11月6日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-183750-storytopic-4.html

2011年09月16日付け日経産業新聞で宮田満氏が例によって辛口の記事を書いています。
「日本、組み換えパパイア販売へ、店頭で消費者どう選択?、農業技術革新、乗り遅れも。」

私も自分の本で「パパイヤが審査継続中」と書いていましたけど、ようやく解禁となりました。





食品安全委員会が安全性評価し、厚生労働省や消費者庁などの関係省庁が認め、日本でも販売できるようになったわけです。JAS法と食品衛生法の遺伝子組換え作物に関する表示制度に関わりますので、それなりの表示つきで販売されるようです。

ハワイでそれと知らずに食べていた人も多いでしょうけど、日本にいながらにして遺伝子組換えパパイヤが食べられるように(少なくとも制度上は)なりました。

ハワイ産のパパイヤは高価だそうです。それがフィリピン産並に安くなることが期待されているらしい。
高級品ですから、元々普通のスーパーには置いてなかったでしょうけど、これからもたぶん置かないんじゃないかな? 生協などの店舗に並ぶことは絶対にないでしょうし、元々置いていた百貨店もどうかなぁ。どこが最初に置くのか楽しみです。




どうでもいいことですけど、食品安全委員会や厚労省や農水省や消費者庁は

遺伝子組換えパパイヤ

と書いています。

一方、これを報じるマスコミは

遺伝子組み換えパパイア

と書いています。

パパイヤとパパイアはどっちでもいいのかもしれませんが、
遺伝子組換えと遺伝子組換えは全く別物です。

芸能人の方のお名前は「パパイヤ鈴木」ですね。
これまた、どうでもいいことですけど。




この「遺伝子組換えパパイヤ」について、食品安全委員会が発行している季刊の「食品安全」というパンフレットの第21号にあれこれ書いてあります。
http://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi/kikansi.html

現時点での最新号は第27号なので、ちょっと古いです。それほど評価が終わってから輸入許可にまで時間がかかったと言うことですね。

それなりに専門的なことがコンパクトに(2ページしかない)書いてありますから、とりあえず簡単な情報が得られます。
ここに書いてあることがわかる人はいったいどのくらいの割合なのか知りませんけど、まぁ、遺伝子組換え作物に反対していたり嫌っていたりする人は、まともには読まないでしょうね。

ここにも書いてあるリンクに飛べばわかるように、2009年の7月には安全性の評価は終わっていました。あれこれ整備するのに時間がかかり、2011年12月にようやく解禁となったわけです。
ここにリンクしてある文書を見ると、もうちょっと詳しいことが書いてあります。

○(遺伝子組換え食品等) パパイヤリングスポットウイルス抵抗性パパイヤ55-1系統
http://www.fsc.go.jp/fsciis/evaluationDocument/show/kya20060126001

○食品健康影響評価の結果の通知について
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kya20060126001&fileId=002

この文書の提出先が、なんと、厚生労働大臣舛添要一になっています(お元気でしょうか?)。
それほど古い話ということですね。
参考文献を入れてもわずか28ページの小さな報告書ですが、それなりに読み応えがあります。




さっそく消費者団体があれこれ言っています。
どんなケンカになるのか、楽しみです。




最近、遺伝子組換え作物は、TPPという厄介者とリンクして語られることがあります。

○中野剛志氏の「とくダネ!」でのブチ切れは、言論操作機関にとっての放送事故
http://news.livedoor.com/article/detail/5974591/

直接この記事には書いてありませんが、話題になっているテレビ番組で(バラエティ系なの?)、アナウンサーもどきがウソ八百並べ立てておられます。
この番組内でも突っ込みがありませんでしたが、輸入牛肉と遺伝子組換え作物(番組では遺伝子組換え食品)が話題になっていて(11分頃)、安全性が脅かされるとのたまっておられます。TPP反対の根拠として言いたいのかもしれませんが、よくわかりません。
どちらも危険なものとの前提でないとこんな話ができないわけですけど、相変わらずのようです。テレビがまともになってしまいますと、攻撃対象も消えてしまっておもしろくなくなるわけですが、どうやらまだ健在のようで何よりです。

新聞は、、、ちょっといけません。
あの天下の朝日新聞がBSEの全頭検査見直しの記事を書いてしまっています。
とことん全頭検査にこだわってこその朝日新聞だと思っていただけに、なんだか裏切られた気分です。
9月から何本も記事が載り、最後には社説まで書いてしまいました。

○(社説)牛肉の検査 科学的な判断の尊重を(2011年10月25日)

う〜ん。残念。

#TPPに賛成したいが為にここまで譲歩するとは。夢にも思いませんでした。露骨であっても堂々としているからかえって清々しいね。

#このように、あの朝日新聞ですら食の安全にからめて牛の全頭検査に見直しを迫るようになったのに、テレビは未だにこの神話にしがみ付いているという点で、おもしろいですね。こんなテレビですから、遺伝子組「み」換え食品に対しても単に無批判に反対しているだけなんでしょう。

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