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zoom RSS 太宰治はADHD/ASだったのか?

<<   作成日時 : 2010/09/03 23:09   >>

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おもしろい本を見つけました。
太宰治が注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群(ADHD/AS)を
併発していたかも、というものです。
確かに常人離れした方であったとは思いますが、
にわかには信じがたいことです。

太宰治ADHD(注意欠陥・多動性障害)説―医師の読み解く「100年の謎」
三五館
富永 國比古

ユーザレビュー:
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登場人物と実際の津島修治は必ずしも同じではありませんから、
この手の分析は難しいとは思いますが、
同時代の交友のあった人の証言や残された書簡など、
膨大な資料を読み解いて分析しておられます。
結論に妥当性があるかどうかは素人にはわかりませんけど、
ADHDとASを併発していたのが妥当だという結論です。

歴史上の偉人が実はASだったという話はよく聞きます。
いくつかのまとまった本が出ています(寝ている本)。
日本人は登場しませんけど。
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専門家による分析なので、それを読んでも、
素人は、そうなんか、ふ〜んと読み流すことしかできません。

どんな人が出てくるかというと、
作家のルイス・キャロル、コナン・ドイル、ジョージ・オーウェル
哲学者のスピノザ、カント、ウィトゲンシュタイン、ラッセル
音楽家のモーツァルト、ベートーベン、グールド
画家のミケランジェロ、ゴッホ
科学分野ではニュートン、アインシュタイン、ラマヌジャン
元スペイン国王、元アメリカ大統領
などです。

これらの「診断」が妥当なのかどうか、素人にはわかりませんので
読み物としておもしろいなと思うしかありません。

日本人による日本人の「診断」があってもよさそうなのに
と思っていたところに、この「太宰治ADHD説」という本の登場です。




膨大な資料を読み込んでの分析だというのはわかるのですが、
個々の分析に使われる小説や証言などが少なく、
たったこれだけの例でぇ?という印象が強く残りました。
これでも十分なのかもしれませんけど、素人にとっては不満です。
こじつけにしか見えなかったり、
都合がよすぎるのでは(創作と事実の選択など)といった所が
目について仕方がありませんでした。


ちょっと気になる点。

トラウマ体験論では、「心的外傷と回復」を何度か引用して得おられます。
そっち側の方なのでしょうか?
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太宰治論は百花繚乱で、昨年が生誕100年ということもあって、
いろいろと盛り上がっていました。
過去にいくつかの太宰論を読んでいますけど、
ADHD的、アスペルガー的視点を持ち込んで分析しようとした点は
たいへん画期的な本で、
帯に書いてある「効果」も期待できるかもと感じました。
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二章構成で、ADHD説の解説は第一章で終わっています。
残り半分の第二章は、ADHD説と関係ないわけではありませんが、
軽い読み物になっています。
こちらの方がどちらかというと興味深く読めました。


こちらにもちょっと気になる点が。

p161
イエスは十字架上で「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と絶叫して死んだ。ここでは、神はそのひとり子イエスを「捨てた」のである。しかし、「捨てられたイエス」は、それでもなお神を信じたのである。

今でもこのように解釈することがあるのでしょうか?
「捨てた」と括弧付きですけど。

太宰文学に触発され、同じ頃、たまたま中学校の美術教師からもらった
聖書を読み始めた程度の知識しかもしあわせていませんけど、
詩篇22編の冒頭句だというのを考慮するのではなくく、
イエスの言葉を文字通り受け取るという解釈もあり得るのでしょうか?

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