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zoom RSS 毎日新聞の連載 食卓どこへ:遺伝子組み換え その2

<<   作成日時 : 2009/11/11 03:55   >>

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毎日新聞の連載 食卓どこへ:遺伝子組み換え
 http://yoshibero.at.webry.info/200911/article_23.html
の続きです。
前回は、主に、
清涼飲料水:一部で遺伝子組み換え原料使用 表示義務なし
http://mainichi.jp/life/food/news/20091101k0000m040102000c.html
の感想でした。
異性化糖や家畜のエサに遺伝子組換え作物が使われていても
表示義務がないので消費者は知ることができないのは問題だ
という記事でした。

新聞を手に入れてビックリしたのですけど、
1面なんですね。
3面に解説記事まであります。
画像


GM由来の異性化糖やGMを使った家畜のエサが危険だ
とは書いてありませんけど、
これらは食べてはいけないといったオーラは出ています。

表示されていないといっても、実質表示されているようなモノでしょう。

「飼料に遺伝子組換えでないトウモロコシ使用」と
書かれた牛乳や卵はごく一部だけです。
がんばって探していますけど、滅多に見つかりません。
それ以外の配合飼料はGM作物が使われていると考えられるのでは?

○NON-GMO飼料使用を宣伝している食品
・牛乳の一覧 なぜか「遺伝子組換え」派
 15種・20本
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/NonGMOmilk.pdf
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/milkphoto1.pdf
・鶏卵の一覧 なぜか「遺伝子組み換え(組替え)」派
 47種・50パッケージ
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/NonGMOegg.pdf
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/eggphoto1.pdf




画像

連載1
11月2日 食卓どこへ:遺伝子組み換え/1 生協「不使用」から転換
http://mainichi.jp/life/food/news/20091102ddm013100038000c.html

そのイメージから、行政もメーカーもあえて真正面から向き合うことをしてこなかったGMの最新をリポートし、GMを論じるきっかけとしたい」で始まっています。

ということですから、問題提起にとどまっているということなのでしょう。
ただ、やっぱり、なんでこんな問題提起をしないといけないのかという
根本のところが連載を通じて伝わってきませんでした。

各地のコープの話です。目新しいことは書かれていません。
生協がどう考えているのかは、それはそれでいいのですけど、

例えば、牛乳、豚肉・牛肉、鶏卵が国産でも、その家畜の餌が国産とは限らない。餌に配合されたトウモロコシや大豆が輸入品なら、ほぼGM作物になる。GM作物で成長した家畜といえる。

 清涼飲料は、甘味料にGMトウモロコシを原料にした「異性化糖」を使うケースがある。マヨネーズやマーガリンは、原料に大豆油などが含まれる。この搾油用大豆はほぼ輸入品で、GM作物だ。


ってことで、不安をあおっています。




連載2
11月3日 食卓どこへ:遺伝子組み換え/2 表示義務「対象外」多く
http://mainichi.jp/life/food/news/20091103ddm013100148000c.html

表示について。
イオンやコープの取り組みの紹介。これもあまり目新しいことではない。
少なくとも2004年から表示していますので、
少なくとも5年の歴史があります。
結構定着している話でしょう。
標示義務のあるものも混じっています。
○「遺伝子組換え不分別」表示の食品
 生協の一覧
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/hubunbetu1.pdf
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/hubunbetuP1.pdf
 イオンの一覧
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/hubunbetu2.pdf
 http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/hubunbetuP2.pdf

それより、5%のことについて、興味深いことが書いてあります。
引用するのもなんですが、読んで楽しんだ方がいいかも知れません。
解説の絵が楽しさを増幅してくれます。
画像





連載3
11月4日 食卓どこへ:遺伝子組み換え/3 米農家「安全性、疑問ない」
http://mainichi.jp/life/food/news/20091104ddm013100136000c.html

アメリカへ行って取材したらしい。農家の方々の意見。

先のエントリーに書いたように、最後のずっこけ。




連載4
11月5日 食卓どこへ:遺伝子組み換え/4 消費者に拒否感、不安 広がる反対運動
http://mainichi.jp/life/food/news/20091105ddm013100146000c.html
画像


反対運動の紹介。
フリーゾーンの紹介。
ナタネの交雑。いわゆる「遺伝子汚染」問題。

いつまでこの問題を引っ張るつもりなんだろう?
この問題、プロの活動家とお役人に聞くだけでなく、
普通の農家の方へ取材した方がいいと思います。
それと、種苗会社。
多くの品種がどのようにして保たれているのか、取材して頂ければ、
この記事のおかしな点は見えてくると思います。


文字通り発現されたのではないでしょうが、
おもしろい意見が書いてあります。

「遺伝子を操作することは生命倫理に反しているのではないか」
「操作された遺伝子を食べることの危険性は立証されにくい」
「安全性が疑わしいものは取り扱いたくない」


よくある意見ですけど、いくらナマの声が大切だといっても、
新聞記事ならすこしフォローした方がいいのでは?
せめて、通常の品種改良品と比べるという視点くらい
紹介してもいいのでは?

「操作された遺伝子を食べることの危険性は立証されにくい」

この通り発言されていないのなら、発言者がかわいそう。
この通りでも、何の疑問も持たない記者が問題。
きちんとフォローしてください。




連載5
11月6日 食卓どこへ:遺伝子組み換え/5止 日本の研究、実用化に壁
http://mainichi.jp/life/food/news/20091106ddm013100167000c.html

これも、最後のずっこけ。








以前、朝日新聞でもおもしろいコラムが載っていました。

2009年09月14日付の「環境早わかり93」。

ゲストティーチャーとして、生物多様性について中学生の授業をさせて頂いたとき、鋭い質問があった。『遺伝子組み換え食品や生物は体や環境に悪いかもしれないのに、どうして売られるのですか』

中学生もこのように普通に発言するんですね。
すばらしい教育がなされているようです。


これに対して、コラムの筆者(「環境カウンセラー」という肩書)は
次の二つの答えを用意しています。

答えの一つは買う人がいるから。買う人がいなくなったら仕事として成り立たないので、淘汰される

もう一つは買う人が知らない、あるいは知らされていないから買ってしまう。この知らない、知らされていない状況はとても重要な問題で、消費者の購買判断を誤らせてしまう


こうやって、「黒船」によって「開国」を迫られていると脅し、
フリーゾーンに賛同する人がまた一人誕生する。


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2009/11/14 00:19

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