やさしいバイオテクノロジー

アクセスカウンタ

zoom RSS 永田農法と有機農法

<<   作成日時 : 2009/10/15 23:59   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

前回に引き続き、「週刊東洋経済」の最新号ネタです。
ニッポンの食と農業
おもしろい記事が満載です。

週刊 東洋経済 2009年 10/17号 [雑誌]
東洋経済新報社

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ



p70に永田農法の永田氏へのインタビュー記事が載っています。

野菜がまずくなったのは肥料の与えすぎだそうで、
その元凶が硝酸態窒素だそうです。
硝酸態窒素は発がんの誘引物質と言われているので、よくない。
地下水汚染も起こる、と。

硝酸態窒素にはいろんな意見があります。

たとえば、次の本がかなり役に立ちます。
データが膨大で、読み進めるのに苦労する固い内容の本ですが、
説得力があります。

リロンデル、リロンデル著、越野正義訳
自然と科学技術シリーズ
硝酸塩は本当に危険か 崩れた有害仮説と真実
農山漁村文化協会
\2,000
2006年12月25日第1刷

硝酸塩は本当に危険か―崩れた有害仮説と真実 (自然と科学技術シリーズ)
農山漁村文化協会
J. リロンデル

ユーザレビュー:
実にまじめな本ですこ ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ



これを読めば、本書のタイトルの通り
有害仮説が杞憂であることがわかります。
ホントの所は専門でないのでわかりませんが、
硝酸塩であれば条件反射のように危険だと言い張るのも
ちょっと危険だと思います。


それよりおもしろかったのは次の文章。

有機野菜がブームですが、私は以前から疑問を投げかけています。

永田氏の本は詳しく読んだことがないので、
どんな主張の方かあまり知りません。
こういう主張の方だったんですね。


有機物は分解して無機物になり、植物はその無機分を養分として取り込みます。問題なのは有機か無機かではなく、その使用量なのです。むしろ有機肥料の多用が、硝酸態窒素増加につながっています。

硝酸態窒素の有害性はともかくとして、
それ以外の主張にはうなずけます。


しかも有機肥料は素性がわからないものばかり。家畜の糞尿を使うならば、家畜の餌に目を向けなければなりません。日本は飼料のほとんどを海外に頼っている。

その通りですね。ふむふむ。


そこに残留農薬や遺伝子組み換え作物が混入されている可能性もある。

「可能性」どころか、間違いなく混入しているでしょう。
農薬に関しては日本と規制が違うこともあって、
確かに何らかの危険性はあるでしょう。
餌に混ぜる成長ホルモンや抗生物質などを危険視する人もいます。

ただ、「遺伝子組換え作物」については
具体的にどんな有害性を考えておられるのでしょう。
この話題で「遺伝子組換え作物」が出てくることが多いのですが、
みなさん何を恐れているのでしょうか?
ウシやブタやニワトリが除草剤耐性トウモロコシなどを食べ、
その糞便を発酵させ、
できあがった無機肥料を野菜の栽培に使う過程で
どんな有害性が考えられるのでしょう?
いわゆる遺伝子組換えでない方法で作り出された
つまり、
遺伝子を無差別に改変にどこがどう変化したか確認されていない
通常の品種改良トウモロコシを餌に使う場合と比べ、
どんな有害性が考えられるのでしょう?
具体的な証拠はないでしょうから、
せめて「考え」だけでも知りたいモノです。


そうであれば、成分が明確な化学肥料のほうがよっぽど安全です。私は有機農業を否定するわけではありませんが、皆さんには有機野菜が安全の証ではないことを知っていただきたい。

根拠が違いますけど、この結論にもうなずけます。


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

関連リンク集

永田農法と有機農法 やさしいバイオテクノロジー/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる