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zoom RSS 自然との共生?生態系・環境を守ろう?? 偽善エコ社会を糾弾する本 その2

<<   作成日時 : 2009/06/09 01:19   >>

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6月5日は環境の日だからか、
やたらと「カンキョウ」の語が目につきます。
週末にも全国でいろんなイベントがあったらしい。
私は、新しいパソコンの設定に忙しく、どこにも参加できませんでした。
そんななかで、おもしろい社説を読みました。
読売新聞の2009年06月07日付けです。
生物多様性 我々の暮らしの源を守りたい
ネットで読めます。

先日、次のエントリーを書きました。
○自然との共生?生態系・環境を守ろう?? 偽善エコ社会を糾弾する本
 http://yoshibero.at.webry.info/200906/article_6.html





今回紹介する読売社説には、
上記の本で「おかしいぞ」と書いてあることがことごとく出てきます。
世間で言われている一見美しいが全く意味のないことも並べ立てています。
しかし、一応、人間の生活を第一に考えている点で、
他の環境第一の論とはちょっと異なります。
この点で、この社説は大いに活用できそうです。




動植物の絶滅を防ぎ、生態系を維持する。それは人間の豊かな暮らしにもつながるという意識を持つことが大切だ。』

種の絶滅が進み、生態系のバランスが崩れれば、自然界から食物を得ている人間の生活にも大きな影響が及ぶ。』

ということで、一応、豊かな人間の生活を維持するためには
「生態系」を守ることが大切だと説いておられるのだと思います。
「生態系」を守ることが目的ではなく、
人間生活を守ることが第一目的で、
生態系維持はその手段ということだと思いたい。

ただ、その維持しなければならない「生態系」とやらは、、、


自然界は、多種多様な生き物がいるからこそ成り立っている。昆虫はカエルに、カエルは蛇に食べられるといった食物連鎖などでつながりを持ちながら、生態系は維持されている。』

なるほど、生態系とはこういうことを言うのか。




樹木を伐採して炭にする。落ち葉を肥料に活用する。日本人は人里近くの野山に手を加え、生活に役立ててきた。里山は人間と自然の共生の象徴といえる。

でましたねぇ。
人間と自然の共生
「自然との共生」というウソ 』という本で徹底してこき下ろされている主題です。
やっぱり、「自然との共生」好きはしっかりと生息している。




喫緊の課題は、里山の保全・再生ではないだろうか。』

だが、近年、山間部の過疎化などで里山の手入れが行き届かなくなった。竹に侵食された里山も少なくない。里山は、日本固有の動植物の生息の場でもある。その荒廃は、生態系に大きな影響を及ぼしている。』

確かに、人間様の生活にとって、里山は重要です。
これは十分すぎるほど明白でしょう。

竹に侵食された里山も少なくない
自然保護や生態系維持が第一目的なのであれば、
竹に浸食される里山は大いに結構なことです。
もともと人が破壊しまくって作った人工環境から人がいなくなって
自然に戻ったわけで、生態系も元に戻ります。

しかし、豊かな人間生活維持が第一目的で、
生態系維持はその手段に過ぎないというのであれば、
この竹に浸食される里山は改善すべき問題だ、といことになります。


里山は、日本固有の動植物の生息の場
これ、ホント?
この「日本固有」ってなに?
日本という国ができたのは人類の歴史からみても、ごく最近のことです。
日本列島という国土も、生物の歴史からみれば、ほんの最近のことです。

この「日本固有」って一体なんだろう?
いつからいるの?どんな種のこと?
里山は、人間が棲みつく前にあった生態系を徹底的に破壊しまくって
新しく作り出した人工的な生態系です。(くどいですね)
それを守れということですね。


その(里山の)荒廃は、生態系に大きな影響を及ぼしている。』

くどいですが、里山が荒廃することは、
生態系が本来の姿にに戻ることですから、
自然第一論者にとっては歓迎すべきことです。

しかし、里山の荒廃が生態系を悪くすると言うのであれば、
この論理は人間の都合だけで、環境第一の論ではありません。




ブラックバスなど、外来種の繁殖も大きな問題である。ペットとして飼われていた外来種が捨てられ、繁殖するケースも多い。』

具体的にどんな「大きな問題」なんだろう?
人間様の都合を抜きにして、ホントに「大きな問題」になっているの?
里山で栽培している生物種はほとんど外来種では?
天然記念物になっている外来種もありますけど、これはいいの?

外来種 生物多様性 生態系

人間様のハイクオリティの生活を守ることが第一目的。
外来種が問題になるのは、その第一目的に反する種だけ。
第一目的のためになる種は外来種でもOK。
生物多様性、生態系、いずれも同じ。
人間の都合だけで、生物種を徹底的に分類し、差別する。

では、純粋な、人間生活とは全く別に
外来種 生物多様性 生態系
を語ることができるのでしょうか?


『「自然との共生」というウソ (祥伝社新書152) 』
『自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系 (新潮選書)』


この両書には、生態系や外来種に対して、明快な見解が書いてあります。
池田清彦氏も『環境問題のウソ』(ちくまプリマー新書)などで、
この主題に対してマスコミとは正反対の議論をされています。
このような論は、今回の社説を読み解くのに大いに役立ちます。


もちろん、環境を破壊しまくればいいと言っているわけではありません。
不必要な破壊はもちろん悪です。

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