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zoom RSS 食の安全・安心? リスク 有機野菜

<<   作成日時 : 2009/03/11 02:08   >>

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食の安全・安心に関係する本は相変わらず多い。
いくつかの本のメモを残します。
画像

安部司著
なにを食べたらいいの?
新潮社
\1,260
2009年01月30日発

なにを食べたらいいの?
新潮社
安部 司
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中西準子、福田恵温、唐津治夢、武田穣著、武田計測先端知財団編集
選択 リスクとどう付き合うか
ケイディーネオブック
\1,050
2009年01月05日第1版第1刷
選択―リスクとどう付き合うか
ケイディーネオブック
中西 準子
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松下一郎、エコ農業のウソを告発する会著
本当は危ない有機野菜 「無農薬で安全」に隠されたウソを暴く リサイクル信仰が生み出す「恐怖の作物」
徳間書店
\1,365
2009年01月31日第1刷
ユーザレビュー:
むしろ環境本として戦 ...
この本で救われるかも ...
目からウロコ! 自然 ...
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坂口正之著
目からウロコの化学物質30話 -安全?危険?リスクの真相
丸善
\1,890
2009年01月30日発


植田 武智著
身近なお店で買える!家計も節約できる!安全安心食品ガイド
洋泉社
\1,000
2009年02月18日初版

身近なお店で買える!家計も節約できる!安全安心食品ガイド
洋泉社
植田 武智

ユーザレビュー:
商品実名が良い中の写 ...
商品名まで出てるのは ...
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なにを食べたらいいの?」
「食品の裏側」の著者による第2弾です。
「食品の裏側」とあまり違いがありませんが。

帯には「これで安心して食べられる」とあります。
でも、安心できません。

序章からエンジン全開です。
あの西日本新聞の「コンビニ弁当ブタ」の話が
肯定的に取り上げられています。
これだけで、ガクッと来ます。
というか、この話をまだ信じている人がいたことが驚き。

第1章以降、楽しい話しが続きます。
「化学物質」がどんどん悪者になります。
食品添加物のメリットも書いて欲しい。

それに、野菜自身に含まれる「化学物質」と
添加する「化学物質」を比較するという視点も欲しい。

第5章
食品選びの7つのルール
添加物を減らすコツ10カ条

 全部書き写してもいいけど、本を買いましょう

興味深い「ルール」が書いてあります。

この7つのルールで加工食品を選ぶのは無理ですね。
これは、食卓に並べる食べ物のルールですけど、
これだと、外食は全部アウトですよね。

幸いなことに、私は贅沢させてもらっています。
感謝。




選択 リスクとどう付き合うか
講演集です。
第1章に中西準子氏による簡単なリスク論があります。
同氏による「リスク学」など興味深い本が多数ありますが、
エッセンスが簡単にまとめられていてお得感があります。

p35
生態系では、例えば、GMO(遺伝子組み換え生物:[ママ])の場合に、百ヘクタールとか千ヘクタールの限られた地域でやってみたら、交雑種が出てきたので中止するということがあってもよいでしょう

ちょっと違う気がしますが。




本当は危ない有機野菜
秀逸。
私も有機野菜について別の観点からいろいろ書いています。
この本の特徴は、ひと言で言えば「土」と「水」と「感染」です。
この本で「エコ農業のウソを告発する会」という会をはじめて知りました。

第1章 汚染される有機野菜
第2章 間違いだらけの有機作物が人体を蝕む
第3章 薬物・カビ毒汚染の恐怖
第4章 ウソにまみれた「有機神話」
第5章 有機リサイクル農法で壊滅する日本の水
第6章 そして感染症パニックがやってくる
第7章 誰が日本人から食料と健康を奪ったのか


章タイトルだけで、十分刺激的です。
有機に対する「信仰」や「神話」をことごとく砕いてくれます。
実に歯切れがいい。
家畜の糞や堆肥が「安心・安全」だって、
誰が言い始めたのでしょうか?

かといって、有機なら全部ダメ、といっているわけではありません。

第8章 いい有機栽培、悪い有機栽培
第9章 安全な野菜の選び方・食べ方


最後に自家栽培の方法指南。
スプラウト、バケツ稲、プランター栽培。

第10章 過程で安全な野菜作りに挑戦しよう

農水省だってバカではありませんから
有機栽培が「安全・安心」だからといって推奨しているわけではありません。
参考
「美味しんぼ第101集 食の安全」を読む 有機農法




目からウロコの化学物質30話
大きな字で文字情報量の割に\1,890はちょっと高いかな。
丸善から似たような話題の翻訳本がたくさん出ています。
この本はそれらシリーズより軽めで量も少なく、
しかもわかりやすく書かれていますので、
この点では買いです。
一気に読めます。

イントロダクション
に、この本のまとめがあります。
キーワードに「誤解」があり、5項目挙げておられます。
重要なので、引用します。

・ハザード(毒性)=リスクの誤解
・天然物は安全、安心の誤解
・発がん性の誤解
・化学物質自体の誤解
・ゼロリスク(絶対安全)の誤解


わたしもこのブログでよく似た誤解をいろいろ取り上げています。
そのなかで、
・発がん性の誤解
の話題は、書いていません。

そこで、このイントロダクションに書かれているまとめが
わかりやすいので、この部分だけ引用します。

・発がん性の誤解
化学物質の発がん性に関して誤解がある。たとえば、「ヒトに対して発がん性がある」ことが知られている物質がいくつもあるが、その多くは労働災害などから明らかになったもので、さらに、そのなかで発がん性の程度(強さ)が明確になっているものはごくわずかである。また、「ヒトに対して発がん性がない」ことが明らかにされている物質は一つもない

最後の一文は、奇妙に思う人が多いかも知れません。

もう一度引用します。

ヒトに対して発がん性がない」ことが明らかにされている物質は一つもない

その秘密は、、、本書を読みましょう。
わかりやすくまとめてあります。

天然・有機・自然・無農薬・無添加信仰の篤い人は
たとえば、発がん性がある、あるいは発がん性が疑われている
という物質があるだけで、ダメだ、
と断言する傾向があると思います。
#「買ってはいけない」系の本とか
その場合、ハザードとリスクの区別をつけずに議論する人が多い。
また、
ヒトに対して発がん性がない」ことが明らかにされている物質は一つもない
という視点もない。
#先に紹介した本の中にもいますね。

結局、第一の誤解
・ハザード(毒性)=リスクの誤解
が一番重要です。
これさえ理解できればいいだけです。




安全安心食品ガイド
最後に、ちょっとおもしろい本を紹介しましょう。
ここまで紹介した3冊(1冊目を除く)の議論をすっぽかした本です。
著者基準の「ホンモノ」にこだわります。

おわりに」に書いてあるように
この本でご紹介した食品に関する情報は、既出のものがほとんどです

確かに、おもしろそうなトピックスが書いてあっても、全部既出です。
#しかし、コラムとか、他の本に載っているそのままなんですけど、引用先が書いてない。いいのかなぁ。

いろんな本を読んでいればわかります。
そして、なぜか参照されている本は「ドンデモ本」です。

BSE、遺伝子組換え、食品添加物、農薬、有機
天然信仰、、、
何でもありです。

この本のウリは「買ってはいけない」系の本ではなく
毎日買い物をするスーパーの商品の中からどういうものを選ぶかという点に、徹底的に焦点を当てたことです
だそうです。
具体的な商品が値段付きでたくさん出てきます。

しかし、結局、内容は
「買ってはいけない」系と同じノリの本ですから、

BSE、遺伝子組換え、食品添加物、農薬、有機
天然信仰、、、
何でもありです。
リスクもクソもありません。

この本で言う「ホンモノ」はそういうたぐいのモノです。


最後に、ホンモノ商品にこだわっているスーパーの見分け方が10項目てあります。
・低温殺菌牛乳が2種類以上おいてある
・平飼い・放し飼いの卵がある
などなど

いろいろ選べるだけのスーパーが近くにある人はいいですけど、
車で遠くまで行かないと、こだわりのスーパーに行けない人は
どうすればいいのでしょう。
地球温暖化対策に逆行してまで買いに行けばいいのでしょうか?



○その他の参考書籍
蔵書一覧(PDFファイル:表示に時間がかかると思います)
日々増えていますので、ページ数は変化します。
小分類:食品 p39〜
小分類:環境 p92〜
小分類:環境と p96〜
小分類:環境 p98〜
小分類:健康と p181〜

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