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非遺伝子遺伝子飼料をどこから調達しているのか興味があります。 今年になって、非遺伝子組換えトウモロコシが入手困難になり、非遺伝子組換えトウモロコシで育てたとうたった鶏肉などの生産継続が困難になったとして、製造・販売をやめるところも出てきています(例えば、「コープながの」の「げん気鶏」3月5日の生協流通新聞)。 このニュースでは、飼料価格の高騰により入手困難といっています。 確かに、非遺伝子組換えを輸入するには、割増金を上乗せする必要があり、その割増金自身が高騰しています(日経新聞 2008年04月25日)。 しかし、単に価格高騰だけの問題ではありません。 大手コーンスターチ会社が、食品用として使うトウモロコシ加工品であっても、非遺伝子組換え穀物をアメリカから調達するのは来年あたりから困難になり、今年から非遺伝子組換えとして輸入していた分の1/5を遺伝子組換えにし、将来的には遺伝子組換えがメインになり、非遺伝子組換え穀物はゼロ近くになるだろうと予測しています(日経新聞 2008年04月25日、日経流通新聞 2008年06月23日)。 このように、食品用ですら非遺伝子組換え穀物の供給が危うい状態です。 将来も暗いです。 ですから、飼料用の非遺伝子組換えトウモロコシや大豆なんて、一体どうやって手に入れ続けるつもりなのでしょうか。 穀物需要をアメリカに頼っている限り、近い将来、高くても非遺伝子組換え穀物が無くて(価格が高くてではなく)買えないという状態になるでしょう。 JA全農ひろしまの場合 JA全農ひろしまでは「卵のパスポートシステム」というのがあって、 http://www.cokecco.net/ 「この卵を産んだ親鶏は、「どこのどんな餌」を食べたのか?→飼料工場および飼料原料が追跡できます」 だそうです。 しかし、残念ながら少なくとも前回紹介した非遺伝子組換え鶏卵にはこの表示がなかったので、履歴が追跡できません。 「飼料原料のトウモロコシは遺伝子組み換えをしていません」 「遺伝子組み換えをしていない天然種子で栽培されたトウモロコシを使用しました」 「NON-GMO 非遺伝子組み換え」 「主原料(鶏の飼料)のトウモロコシは遺伝子組み換えをしていません!」 「NON-GMOトウモロコシ」 「NON-GMOトウモロコシ使用」 「遺伝子組み換えをしていないトウモロコシを飼料に限定使用しました」 「天然のトウモロコシと海草を栄養とした大自然からの贈り物です」 と表示してある一連のJA全農ひろしま卵がどんなエサを食べたのか追跡できません。 一度、「卵のパスポートシステム」を見てみようと思い、コードのある卵を購入しました。 非遺伝子組換え飼料ではないが、こだわりの卵のようです。 「広島のたまご」という素っ気ないネーミングの卵です。 表示される履歴が多岐にわたっています。 「飼料工場情報」という欄があって、「飼料工場」や「使用した飼料」の「主な使用原料」などの詳しい情報が得られます。 しかし、非遺伝子組換えではないので、是非とも非遺伝子組換え飼料使用の鶏卵にトレースコードをつけてほしいものです。 サンリブの場合 サンリブの「恵たまご」にはトレーサビリティシステムがあると、パッケージに書いてあります。 早速見てみると、トレーサビリティーの結果は何も表示されず、「商品・農場の詳細情報」だけ表示されます。 エサのこだわり ちょっとふざけていますね。 「とても美味しい」って、ニワトリさんが美味しいって言ってくれたの? そもそも、これのどこが「トレーサビリティ」なの? なにをどうトレースしているの? いつ、どこで飼育された鶏かさっぱりわかりません。 ここに書いてある「トウモロコシ」とはなんぞや? 別のページの「用語説明」に書いてあるそうです。 トウモロコシ これはすごい!!! 「人為的な遺伝子組み替え」と「自然交配で品種改良」を区別して、「人為的」がだめで、「自然」がよいとする自然信仰丸出しですね。 「アミノ酸が多く含まれている」って、「旨味成分のグルタミン酸もたっぷり」って、ううっ、本気で書いているんかなぁ。 ニワトリさんが「うまみ」を認識するの? まさに「遺伝子くみかえの法則」そのまんま。 この法則でいうところの「遺伝子組み替え」のまんま。 「遺伝子くみかえの法則」に当てはまる事例を提供していただいて感謝!! ホントにしつこいですが もう、一点、収獲がありました。 エサの名前がわかりました。 「ハイオイルコーン」 どこで販売しているか検索すると、伊藤忠商事であることがわかりました。 非遺伝子組換え飼料は「大手商社の完全配合飼料」とよく見かけるのは伊藤忠商事「ハイオイルコーン」のことなのね。 早速伊藤忠商事のWebサイトを見ると、実際に関わっているのは伊藤忠飼料という会社らしく、そこへ行くと、、、 残念ながら、あまり詳しく書いてありませんね。 生協の場合 「生協」は飼料をどこから買っているのだろうか? たとえば、商品クローズUP! 157「コープフェイス生協のたまご」によると、 「(バイオエタノールにより)もともと生産量の少ないNON-GMOのトウモロコシがさらに希少になっています。アメリカの栽培農家と契約を交わし、安全を確認したエサを確保しています」 生協独自に契約しているのかどうか、ちょっとわかりません。 生協の店舗へ行くと次のような看板がありました。 コープフェイス 生協産直たまご 広島生まれの「生協産直たまご」は、 安全・安心な畜産物を求める組合員さんのニーズに応え、 鶏の飼料には遺伝子組み換え穀物を使わない、 徹底した分別管理による生協専用飼料の 供給システムを確立しています。 それが「配合飼料IPハンドリング」です。 世羅大地赤たまご・コープ 「NON-GMOトウモロコシ使用」 「遺伝子組み換えをしていないトウモロコシを飼料に限定使用しました」 具体的にどこで飼料を調達したか不明。 ========== 遺伝子組換え飼料不使用鶏卵01 イントロ 遺伝子組換え飼料不使用鶏卵02 入手した鶏卵 遺伝子組換え飼料不使用鶏卵03 入手した牛乳 遺伝子組換え飼料不使用鶏卵04 輸入穀物の現状1 遺伝子組換え飼料不使用鶏卵05 輸入穀物の現状2 遺伝子組換え飼料不使用鶏卵06 輸入穀物の現状3 遺伝子組換え飼料不使用鶏卵07 分子生物学で考えると やさしいバイオテクノロジー 血液型や遺伝子組換え食品の真実を知る (サイエンス・アイ新書) ソフトバンククリエイティブ 芦田 嘉之 ユーザレビュー: 真面目な学者のきちん ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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