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zoom RSS ○情報開示と情報伝達

<<   作成日時 : 2006/08/17 14:18   >>

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情報開示はもちろん大切である。秘密主義はよくないのは確かであろう。
しかし、それには最低限のルールなり義務がある。
すなわち、開示された情報を正しく理解するための最低限の知識を身につけるための勉強をすることである。
放射線や放射性物質が漏れる事故があった場合、それを正確に報道することは付近の住民の避難する態度にも大きく影響を受ける。ところが、報道される内容は放射能漏れが起こったと、言葉として全く成り立たないことを報道するばかりであり、事故の実態を知る上で役に立たない事項ばかりが報道されることがよくある。なぜこのような事態になるかは簡単である。報道する側に知識が全くないからである。したがって、曖昧なよく分からない報道に終始することになる。

マスコミから情報の開示が必要だとの意見もよく聞く。しかしながら、開示された情報を正しく理解し、それを正しく報道する能力がないのであれば、いくら開示されてもしかたがないし、また調べも勉強もせず、ただ開示しろと訴えるのもおかしい。
テレビの有名キャスターなど、むしろ科学技術に無知であることを自慢げに話している例などよくある。

少なくとも放射能が何であるか、放射線、放射性物質との違いが何であるかを理解した上で主張するのが最低限のルールであろう。

もちろん、知らないことは恥ではない。だれもはじめは知らないわけであるから、そのことをもって訴えられることはない。しかし、知る必要があり、あるいは知る必要に迫られている立場であるならば、それなりに知ることは重要なことであり、それなりに努力することも必要であろうと思われる。このような努力もせずただ要求するだけなのはやはりよい行いだとは思われない。

バイオテクノロジーにおける理解の現状も原子力開発とよく似ている。
マスコミによる報道であっても、市民団体による講演や勉強会であっても、先端技術にかんする記述に仰天する記載を方々で見つけることができる。

記者やキャスターや講師が理解せずに解説しているのだから、当然もっと素人である一般市民が理解できず混乱するのはあたりまえであろう。
しかも、もっとたちの悪いのは、記事でも講演でも恐怖心を植え付ける話は一般受けしやすく、理解したつもりにもなりやすいことである。原子力にしても、バイオテクノロジーにしても、恐怖心だけを植え付ける話に持っていくのは実は簡単なことである。無知をたてに、事実に反する話をすればいいだけだからである。

安全や環境や平和をことさら強調する話には注意した方がよい。

放射能と遺伝子を正しく使っているか判定するだけで、記事や講演内容の真偽は簡単に判断できる。
たとえば、放射能を放射線や放射性物質というべきところで使ってみたり、つまり「放射能を浴びる」といった表現をしてみたり(放射能は物質ではないので浴びることはできません)、遺伝子をゲノムやDNAというべきところで使ってみたりしている内容は要注意である。

上記のような誤った用語の使い方で現状や問題点を指摘したうえで情報公開を求める記事などは、まさに喜劇であろう。

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